夕張市で4月人事の辞令/がらんとした市庁舎 財政再建団体入りで市職員がほぼ半減した北海道夕張市役所では机や荷物などが運び出され、がらんとした室内で黙々と仕事をする職員の姿が見られた=30日午後
財政再建団体になった北海道夕張市は30日午後、4月の人事異動の辞令を交付した。職員のほぼ半数が退職する異常事態の中、職員らは「再建を成し遂げる」「市民の不信に歯止めをかけたい」と決意を新たにしていた。
辞令交付式で後藤健二市長は「市職員の半数、管理職のほとんどが退職するというのは、日本の自治体で例を見ない大変厳しいもの。苦労をすると思うが、(再生の)原動力となるのが市職員の責務だ」と話した。
3月末に職員142人が退職し、2007年度は約160人体制になる。このほか、道職員数人の派遣も受ける。
タミフル寄付金、調査に627万円使用
厚生労働省によりますと、中外製薬からの寄付金は研究班の主任研究員である横田俊平教授ら2人への奨学寄付金が合わせて1600万円、タミフルの副作用のデータを分析する機関に対して6000万円です。
このうち分析機関に対する寄付金の中から、627万円が国の研究の調査費として実際に使われていました。
横田教授らは、中外製薬からの寄付金を研究費に使うことについて、何度も厚生労働省に相談し厚生労働省は了承していました。厚生労働省は対応の誤りを認め、3人の研究者は研究班から外すとしています。
PR