本来、冷静に粛々と議論し、その過程を国民に周知し、理解してもらうのが筋だろう。今、とてもそんな状態にあるとは思えない。
党利党略が走り、政争の具と化しているのは、誠に不幸だと言わざるを得ない。
自民、公明の両党は、憲法改正手続きを定める国民投票法案の与党修正案を衆院憲法調査特別委員会に提出、同委員会で審議が始まった。
両党は、法案について、13日の衆院通過、5月中の成立のスケジュールを描いているようだ。
安倍晋三首相が「戦後レジーム」からの脱却の大きな柱として、今夏の参院選の争点に「憲法改正」を掲げ、今国会での国民投票法案の成立を最優先課題としたためだ。法案の成立で得点を稼ぎ、参院選を有利に進める思惑があるのだろう。
佐々木、笑顔で1年終了/全日本アルペン
世界に最も近い日本のエース、佐々木明(グローバル・エクステンドク)が大喜びした。回転の全日本選手権は初の制覇で「これを取ってこそ、日本一速い男でしょ」とご満悦だった。
緩斜面のコースを素早く的確に滑り抜け、1回目で首位に立った。2回目も「勝つことだけを考えた」と攻めの姿勢を貫き、ラップタイムを奪った。今大会には2つの大きな目的があった。海外を中心に戦い、自分の滑りを日本で披露する機会がほとんどない。「世界で戦う技術を若い選手が見て、何かを感じてほしかった」という。
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