気象庁は七日、桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。高松の予想日は平年より十三日早い三月十七日で、予想通りならば、観測史上最も早い開花。二月の平均気温が過去最高となるなど記録的な暖冬の影響とみられ、予想対象五十六地点のうち、列島トップの早咲きが予想される静岡(三月十三日)や松山(同十七日)も過去最も早い開花になる可能性があるとしている。
高松の過去最も早い開花は二〇〇二年の三月十八日で、今年はこれを一日更新する見込み。静岡は十五日、松山は十一日それぞれ平年より早い。東京都心は予想通りなら十日早い三月十八日で、過去二位タイ記録となりそうだ。
火山活動も活発化 スマトラ地震
インドネシア・スマトラ島中部の西スマトラ州パダン近郊で6日に発生した地震で、倒壊した建物の下敷きになった住民の捜索活動が7日も続いた。地元気象台は6日夜、パダン近郊のタラン山(2、690メートル)の火山活動が活発化したため、火口から3キロ以内に近づかないよう勧告した。
また、同国のスディ内閣官房長官は7日、地震による死者数は52人と修正して発表した。官房長官は前日に「死者は少なくとも70人」と発表していた。AP通信によると、一部の犠牲者を重複して数えていたため修正されたという。
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