3年前、千葉県で夫にインスリンを大量に投与して殺人未遂などの罪に問われた女に対し、千葉地裁は9日、懲役15年の判決を言い渡しました。
この事件は2004年4月、風俗店経営で中国出身の鈴木詩織被告(34)が、千葉県横芝光町の自宅で夫の茂さんに糖尿病治療用のインスリン3ミリリットルを注射し、殺害しようとした殺人未遂などの罪に問われたものです。
9日の判決で千葉地裁は、「詩織被告は夫をおびき寄せた上で大量の熱湯を全身に浴びせるなど、計画的かつ残忍だった」と指摘しました。
「医療事故調」で意見募集
診療行為に関連して患者が死亡した場合の原因究明に当たる第三者組織創設について、厚生労働省は9日、同省がまとめた素案について国民から意見を募るパブリックコメントを同日から4月20日まで実施すると発表した。
素案は患者が死亡した場合、臨床医や法律家で構成する調査組織が医療機関から届け出を受け、独自に遺体の解剖や関係者からの聞き取りを行い報告書をまとめるとの内容。
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